受験生へエール!

私は50歳を迎えた中年のサラリーマンです。そして高卒。その高校も偏差値は47程度の進学校ではない部類の高校を卒業しました。

仕事も、元々トラックドライバーを20年以上しており、勉強とは無縁の人間でしたが、平日週5日はサラリーマンとして働きながら独学で勉強して無事に行政書士試験に合格しました。

一流大学を卒業され、短期で合格を目指されるような優秀な頭脳を持っている方々にはあまりこのブログは参考にならないかな〜…と思いますのでご承知おきを。

ただ、そんな高卒中年サラリーマンの自分でも、働きながら勉強して行政書士試験に3年かけて合格できたわけで…。

きっと、同じ年齢の方やその年齢に近しい方々で行政書士試験を目指している方や、これから目指すかどうか考えている方へ少しでも応援・後押しできればと思い、エールを綴ります!

働きながら行政書士に合格するには覚悟が必要!

士業の中で比較的簡単に合格できる、と言われている行政書士の資格ですが、それは弁護士、公認会計士、税理士、司法書士、社会保険労務士等の資格の中で比較的簡単と言われているだけで、実際は高卒中年サラリーマンの私には超難しかったです。

正直、過去問だけを解いていれば合格できるような試験内容ではありませんので、勉強する上で理解力と応用力が備わってこないと合格できない資格になっている、というのが受験経験者の感想であります。

私と同じような境遇の方!?で、働きながら勉強して行政書士試験の合格を目指す方は、おおむね3年の勉強期間を覚悟された方が良いのかな〜…と思っています。

その3年間、覚悟を持って、継続して、諦めず、真剣に行政書士試験の勉強に取り組めば合格するはずです。

この中で特に重要なのは、「継続すること」です。

働きながらですと、仕事で遅くなったり、疲れたり、いろいろな誘惑があったりして続けてきたものを少し止めたいときってありますよね。でも、そこを、諦めず続けることがすごく大事だと思っています。

そこを振り切る覚悟、勇気、工夫が必要になってくるということです。

ただ、私のことをいうと、私はもともとお酒は飲めないので飲み会も行かないですし、付き合いのある知人友人も多くなかったので、悪い誘惑!?はほとんどありませんでした。おかげで勉強しない日を1日も設けることなく休まず続けました。

でも、さすがに会社での歓送迎会や定年退職される方の祝賀会などは参加していましたよ。

50歳中年サラリーマン管理職としての職責を果たすことと、最低限のお付き合いはしていたので、何でもかんでも断捨離する必要はありませんよ〜。

勉強のやる気が出ないときには工夫が必要!

働きながら勉強するとなると、その日によって疲れかたも様々で、たまに慣れない仕事やったりするといつもより疲れが増して、帰宅後の勉強もやる気が出なかったり、眠くなったりしますよね。

でも、そんなときでも勉強を諦めて続けること止めないでください!

一日でも諦めて止めてしまう日を作ると、また次も同じようなときも諦めて止めてしまい、最終的には勉強をやらない日が継続的に続いてしまい、行政書士試験の受験自体をやめることになりかねません。

そういうときは自分が得意とする科目の過去問を解いたり、手を動かさなくてもよい勉強方法に切り替えたりして工夫しながら続けることを意識した方が良いです。

私は何度もそういう場面に遭遇!?しましたが、私の場合、そういうときは耳勉強に切り替えをしていました。

判例集の講義の録音をイヤホンつけながらずーと聞きながしていましたよ。

しばらく聞いていると自然と問題解いてみようかな…っていう気分になってきます。そしたらこっちのもの!即机に向かって1問でも多く、過去問を解くながれに変えていく!

そんな感じに工夫しながら続けることを意識して勉強に取り組んでいました。

働きながら勉強を続けるのって、ホント大変なので、そういうときは自分自身に精神的な負担が少ない勉強方法を探してみてください!

宅建士から行政書士へのステップアップは甘くない!

宅建士を合格したので、次は行政書士!と思っている方はかなり多くいるのではないでしょうか?

宅建士を受験し、合格した経験がある私が正直に言います。

宅建士試験と行政書士試験とではレベルが違いますので、安易な考えでの受験はお金も時間も勿体ないのでやめた方が良いです!

レベルの違い!

宅建士試験と行政書士試験で被る科目は権利関係での学習で民法の部分しかないということ。

宅建士試験の問題は、択一試験のみだが、行政書士試験は記述式問題も出題する。

宅建士試験の1問ごとの肢数は4肢だが、行政書士試験は5肢になる。

行政書士試験の1肢の問題の文の長さは、宅建士試験の倍以上になる。

宅建試験の勉強は過去問の勉強だけである程度通用するが、行政書士試験では過去問のみの勉強方法は難しい。

どうでしょうか?

けっこう宅建士と行政書士の試験内容の差が大きいと思われた方、いらっしゃるかと思います。

難易度レベルは3倍くらい上がるイメージをもっていただければ良いと思います。

もし宅建士を合格された方がこれから行政書士試験を働きながら勉強して合格が可能かどうか不安になられた方もいらっしゃるかと思うのですが、ここは安心してください。ちゃんと正しい学習方法を身につけて、諦めずコツコツ勉強を続けていけば合格できます。

その根拠は?

私が合格できたからです。(根拠にはなりませんかね…!?)

宅建士試験と行政書士試験のレベルは確かに違いますが、生活の基盤をちゃんと維持したままでも合格レベルまで達することができる試験なのでとにかくコツコツと勉強を続けることを意識した勉強方法をおすすめします。

明確なビジョンを持ちましょう!

私は、合格したら開業して、個人事業主になる

個人事業主になって自由な意思決定をして、縛られない生活をしたい。

そしてどうせ経営者になるなら人生終盤は地域に根差した事務所経営をしてきたい!

と考えていました。

私の住んでいる場所は、東京都の隣の県ですが、住んでいる地域の人口も少なく、自治会の世帯数も100世帯を切っており、高齢化も進み、空き家も多くなってきている状態です。

生まれ育った地域なので、とても残念です。

若い頃はヤンチャだったせいか、歳をとった今思うところは自分にしかできない「何か」で地域に貢献していければいいな〜と思えてきました。

その「何か」が行政書士でした。

具体的には、合格して開業登録したら近所の方々の相続に関する相談とかのれたらな…と考えていました。

地元に建設業者があることや、商店があることって、そこに住んでいる人の生活を支える大切な職業ですし、安心しますよね。※災害があったときに実感しました。

私も地域に住んできるかたが安心するような街の法律家!?(行政書士のキャッチフレーズ)になりたいと思いました。

あなたは行政書士試験に合格したら、何をしたいですか?

明確なビジョンを持っていた方が、挫折しにくいので合格した後のイメージを持ちましょう!

なりたい自分と、やりたいことを明確にしておくとそれが支えになり、後押しにもなります。

まだ決めていない方はぜひ、行政書士ができる業務の範囲をネットとかで調べてもらって開業した自分のイメージを描いてみましょう!

行政書士は、第二の人生を豊かにするセカンドステージへの素晴らしい切符だと思っていますので、自分を信じて、諦めず、頑張ってくだいさい!

特に同世代の方!大丈夫です。働きながらでも合格できます!

行政書士を目指そう!と思った方へ、心から応援しています。

Ri〜manしょし

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