【行政書士講座】アガルートのテキスト内容と過去問の質!?について。

行政書士試験勉強

3回の挑戦!で2023年度に合格した私が実際に2021年度と2022年度に使用してきた行政書士受験に向けたテキストをご紹介していきます。

2021年度はアガルートの中上級カリキュラムを選択。

受験を決めた2021年の1月、アガルートの中上級者向けカリキュラムを申し込みました。

なぜ、入門カリキュラムにしなかったのかというと、実は1月より前に書店で過去5年分の問を1冊購入しており、その本を3周くらい回しておりました。

アガルートを申し込む前に対象者を確認しました。

過去問を6割程度解くことができ過去の行政書士試験の点数が160点前後の方が対象だと、、

過去に試験は受けたことはないが、過去問を3周くらい回していて、3周目は6割程度は合っていたから大丈夫だろう…と、自分自身での勝手な判断で中上級カリキュラムを申し込みます。

ここの判断が後になって大きな誤りだったと気づきます…。

アガルートに決めた理由。そして他に悩んだ講座。

皆さんも行政書士試験の受験を検討されているのであれば、色々な講座を検討して決めた、もしくは検討している最中かと思いますが、何を基準に決めていますか?

私が決めた大きな理由は、講師の話し方でした。

フォーサイトや伊藤塾のサンプルを取り寄せて、テキスト、サンプル講義など視聴を繰り返しましたが、アガルート専属講師の豊村慶太先生の声はメリハリがよく、耳にも残る話し方が印象的でした。

最終的にフォーサイトか、アガルートかで予算面を考慮しながらどちらかにしようと検討しておりましたが、当時はアガルートだけが受講者の合格率を公表していたこともあったので、アガルートに決めました。

テキスト自体はシンプルで、フォーサイトに比べるとカラーの割合は少ないですが、勉強している過程で書き込むことを想定すると、テキスト自体がカラフルよりも、自分でわかりやすくカラフルに仕立てていくことの方が自分は良いと思っておりました。

2021年度の勉強スタイルはこんな感じでしたね。

  1. デイリー六法
  2. アガルートテキスト
  3. アガルート他資格問題集

この3点セットは自宅学習では欠かせませんでした。

過去問は全て自炊してipadに取り込み、電車の中でも喫茶店でもいつでも解けるようにしておりました。自宅では今日やる分を決めて写真のように綴り紐を通して自分自身にノルマを課すようにしてやり遂げるようにしていました。

写真右側のテキストのように結果的に、豊村先生が講義中によく言う「赤線」「青線」の区別ができ、視覚的にも合っているのか、誤っているのかがパッと判別することができるのでよかったです。

過去問の質…?

テキストと講義については、結果的に申し分ありませんでした。

過去問ですが、この中上級カリキュラムは、重要過去問と他資格の過去問から厳選された過去問以外の問題で構成されており、ボリューム自体もかなり多かったです。

このファイルの問題集は民法と行政法だけです。同じファイルの厚さのものがもう1冊ありました。付箋があるのは、同じ問題を3回以上間違えているものにつけて行って、次に解ければ付箋を取り除くという方法をしていました。試験日までにこの付箋がゼロになることはありませんでしたね。

結果的にこの問題については、私には合わなかったです。

というより、この問題に手をつける前に、もっともっと過去問を解くべきでした。と気付いたのは2023年度でしたけどね!

これは、アガルートさんの問題の質が悪いわけではなく、最初にカリキュラムを選択した私自身が悪かったのです。見栄!?を張らずに入門カリキュラムにするべきでしたね。

2022年度の使用教材もアガルート。

さて、2021年11月の本試験終了後、本試験問題を自宅に持ち帰り、自己採点をして、結果を受け止めて次年度へ向けて休む間もなくすぐに本格稼働をします。

この年の使用教材をどうするか迷いました。

そもそもどこかの講座に申し込むのではなく、2021年度に使用した教材だけで進めようかと迷っておりましたが、やはり基礎知識が抜け落ちていることを懸念していたことと、ペースメーカーはまだ必要かと判断して、アガルートの中でも比較的コンパクトにまとまっていた上級カリキュラムというものに申し込みしました。

テキストは2021年度のものを使用できたので購入不要だったのですが、上級カリキュラムの中にSTART UP判例講座というものがあったので、そちらの講義を進めるにあたって、有斐閣という出版社から出している「START UP判例」を憲法・民法・行政法・会社法の必要数をネットで購入しました。

行政書士過去問にも繰り返し出題されている判例がたくさん掲載されております。

問題を解いている中で、そのうち判例の知識不足の壁に当たると思いますので、その知識を補うためにはもってこいの本です。


このSTART UP判例集はすごく理解しやすいです。さらに、豊村先生の声とともに聞くと、印象に残る確率が格段に高まります。独学で勉強されている方で、判例知識を補いたいと考えている方は絶対にお勧めです。特に「憲法」「行政法」は持っておいた方が良いと思います。民法は余裕があれば「民法❺」は持っておいても損はないかな…と個人的に思いました。会社法はいらないと思います。合格した年度も繰り返し使っておりましたが、合格した年度まで一度も見ませんでした。

2022年度に使用したメインの教材になります。

2023年度にも使っていましたので、もうボロボロです。合格者の方のテキストや問題集をよくYouTubeとかで見ると、ボロボロになっていたのをみましたが、やっぱり振り返ってみると自分のテキストもボロボロになりましたね。

あと、重要な相棒は六法ですよね。私は、三省堂のデイリー六法を使っておりました。この六法が一番見やすかったです。

問題を解いた後に必ず六法に確認しに行っていたので、その時に素早く検索できるように各法律にインデックスをつけておりました。勉強前にこうした準備をすることを強くお勧めします。中間期になると問題⇨解説⇨テキスト⇨六法、この繰り返しの時間をいかに短縮化して解く問題の数を増やしていくことができるかが合格への鍵になります。


記述式対策は、上級カリキュラムの中に含まれておりました「総まくり記述80問攻略講座」を使っておりました。

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