前回のブログでも少し触れましたが、私が使用してきたアガルートさんの教材について、感想を記して行きたいと思っています。
基本テキストは申し分なかった。
2021年度に中上級カリキュラムを申し込み、基本テキストと他資格セレクト問題集がどっさり届き、まず、問題集の量に驚きました。
基本テキストについては、内容・量ともに申し分ありませんでんした。カラフルさでいえば最後まで検討していたフォーサイトさんのテキストの方が優っている感じはありましたが、私にはアガルートさんのテキストの方が最終的にはあっていたと確信しております。
講義中に講師が大切な論点や単語の箇所にマーカーしてください、と指示されたり、大切な論点が長い場合は、色別でトンガリカッコで括ってくださいと言われます。
また、判例の事案や、問題の解説をする中で、テキストに図を書いて復習時にわかりやすくしておいたりします。
この作業が、直前期にすごく役に立ったりするのです。また、自分でマーカーした箇所や図を書いた箇所は記憶に残りやすいと思います。
もともとカラフルのテキストですと、自分が記した大切な箇所と、テキストのカラー部分が混同してしまい、復習の時に何が重要なのかがわかりにくくなってしまうことを懸念しておりました。
カラフルなテキストは一見すると、重要な箇所がもともと色がついていたりしてわかりやすいな、、と思ったりしますが、自分自身で書き込む動作が少なくなることも考えられるため、工夫が必要だと思います。
アガルートさんのテキストは、あらかじめ受験生がマーカー、色線、図の書き込みなどの一連の動作を考慮された作りになっているのだと実感しました。
基本テキストは、合格した年の2023年度までガッツリ使用していました!
問題集の量はかなり多い。
以前のブログでもお伝えしましたが、問題集の量はかなりボリュームがありますので、「量」という面においては申し分ないと思います。
ただ、私が受講した中上級カリキュラムは過去問をやり尽くした人を対象としているので、私みたいに中途半端に過去問を3周程度やっている方は「やり尽くした」うちに入っていませんので、この他資格セレクト問題集は時期尚早という感じだったといえます。
本当に過去問10年分を10回〜15回以上回していて、解説含めて全問暗記するくらいレベルまで到達されている方ならこの問題集はよかったかもしれません。
2021年度の本試験までにこの問題集を5回すら回すことができませんでした。
これから受験を検討されている皆さん。他資格の問題集に手をつける前に、10年分の過去問を10回以上回してください。
順序を間違えると、合格までの時間が長引く恐れがあります。
豊村先生の講義はかなりいいです。
皆さんも受験の決意をされた後に独学か、スクールなどに通うか検討されると思いますが、スクールを検討される方は特に講師との相性ってすごく重要ですよね。私は働きながら目指すということを決めたので、収入において不安な面はありませんでしたので、WEBでの動画配信される講座を検討しておりました。
豊村先生のサンプル講義を申し込み、講義を聞いて即、決めました。
とにかく声のトーンが良い。
メリハリがある。
事例形式で話すことも、親近感が沸き、掴みやすい。
眠くならない。
記憶に残りやすい。
以上、端的に感想を述べるとこのような感じです。働きながら続けていた私にとっては、豊村先生の講義で話されている声のトーンやメリハリは記憶に残りやすく、また、講義の進め方がちゃんと六法と友達にしてくれる内容になっています。ここって非常に重要で、豊村先生も条文を必ず引く癖をつけましょうって言っておりましたが、この癖をつけるかつけないかで合否は分かれると言っても過言ではないかと思っています。
豊村先生は、声のトーン、メリハリだけでなく、合格までに重要なファクターをクリアできるようにするための講義をしてくれます。
結果的にアガルートの行政書士講座を使った価値はあったと感じています。
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