行政書士食えない疑惑!?

働きながら独学で3回の行政書士試験を経験し合格した高卒中年サラリーマンの私がよく巷で噂している「食えない!?」行政書士を選んだ理由について書き記します。

「行政書士は食えない」ってよく聞きませんか?

いろんなネット記事やYouTubeなんかでもたまに見かけますが、本当によく見ます。

最初から私はあまりこのフレーズには信ぴょう性がないというか、勘違いしている方が多いのではないかと考えていました。

私は、勉強していたときに励みになった佐藤先生の「行政書士独学応援チャンネル」や古川先生の「行政書士は最高だ!」というYouTubeチャンネルをよく見ておりましたが、尊敬するお二人の先生方も資格はあくまでもツールであって、それをどのように生かしていくかは自分次第と。おっしゃるとおりだと思っていました。

私は、この資格さえ手に入れれば低コストで起業でき、自分の考えで事業を進めることができる!しかも行政書士は、いろいろな業務があって幅が広い。いろいろなビジネスモデルを考えることができる。

楽しそうだな…と思いました。 しかも、しっかりと独占業務もあるのです。

行政書士の資格のすごいところは、実務経験がなくても少額資金でスタートできる起業家への素晴らしい切符なのです。

コスト・時間・自分の年齢…

このブログを見ていただいている方も、一度は他の士業の資格も検討されたか、またはチャレンジしてみた方もいらっしゃると思います。

私の決断は「行政書士一択」でした。

その決断に至った経緯は、自分が今置かれている家庭環境、職場での今の立ち位置、自分の今の年齢、定年が60歳だとしたらそこまで残された時間、合格まで必要な平均学習時間、問題集などのコストなど総合考慮した結果、行政書士しかない。という結論に至りました。

私も若ければ司法書士や、社会保険労務士、税理士とかも検討していたかもしれませんが、残された人生もそんなに長くはありませんし、できることなら辛い勉強はなるべく一気にケリをつけて、次のステップに進みたい。ただ、仕事は絶対にやめないで続けながら勉強するというスタイルが一番良い。そう考えたときに行政書士が一番よいと考えておりました。

司法書士にも少し興味がありましたが、あまりにも合格までに必要な学習時間が多すぎるし、合格率も低い。本気で目指すなら仕事を辞める覚悟も必要かな…と。また、途中で挫折したときの後悔もハンパないだろうな〜と考えていたので、選択肢に入りませんでした。

だからと言って行政書士試験が簡単だとは言っていませんからね。(注)

私のような高卒、中年、元トラックドライバーのような人間には超絶めちゃめちゃ難しいです。はっきり言って宅建の時の勉強量を比較しても、余裕で3倍くらい行ってると思います。安易な考えは禁物です。行政書士を目指す方ももちろんいろいろなことを犠牲にする覚悟を持って取り組まないと絶対に合格しません。あと、計画性と自己管理能力、法的思考能力が必要な資格試験だと思います。法的思考能力についてご心配されているかと思いますが、大丈夫です。問題集をひたすら解いているうちに自然と備わってきます。

自分の中で決めていたのは、

長くても3年。3年で合格できなかったら自分には勉強センスがない、またはこれ以上脳みそが追いついていかないと捉えてもう諦める。

そして、仕事は絶対やめないで、続けながら勉強をする。

どうでしょうか?みなさんがもし行政書士を目指そうと思ったらどういう方法で合格まで勉強していきますかね。いろいろな方法があると思いますが、私のような方が目の前にいれば、「仕事はやめない方が絶対いいです。仕事を続けながら勉強するスタイルでも必ず受かります。」と言います。

今の仕事と直結している!

私の今の仕事は、①物流拠点から排出される排出廃棄物の管理と事業用自動車も保有しており、その車両で行う②収集運搬業の許可取得と届出関連業務をしております。

①の排出廃棄物の管理は主にウチの会社と処理委託業者さんと契約している処理委託契約書の管理、そしてその委託先の許可証の管理。

②の収集運搬業の許可取得は保有している自治体の許可の更新申請業務と車両の増減、保管場所の変更、役員変更などの届出業務をしております。その他、自治体によっては収集運搬業の実績報告が必要になってきますので、そちらも対応しております。

特に②の業務って、依頼があれば全て行政書士ができるんですよね。

今の仕事がそのまま行政書士の実務に直結しているのでこれを活かせるチャンスだと思いました。

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